スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換

スズキ スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換をご紹介します。

※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

下記車両で、取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は、以下の通りです。

取り付け出来たホーン ホーン取り付けに使用した製品
ホーン取り付け部品 ホーン配線
アルファーⅡコンパクト 取付L形ステーセット(SZ-1138) ホーンハーネスセット(SZ-1133)
または
ホーンハーネスセット(SZ-1133)+ 純正変換コード1(SZ-1151)
プラウドホーン
超音700HZ 取付L形ステーセット(SZ-1138) 商品同梱ハーネスで配線 または
商品同梱ハーネス + 純正変換コード1(SZ-1151)

1.取り付けを行なった車両

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
ホーン取り付けを行なった車両情報

グレード : HYBRID GS
年  式 : 2017年12月
型  式 : DAA-MK53S

2.事前準備、クリップ、フック、ネジの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
事前準備

この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。

クリップ、フックの外し方・取り付け方

クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。

クリップA、B

【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。

【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。

クリップC

【外し方】
クリップ穴に挿し込まれ、固定されています。引っ張ることで外すことが出来ます。

【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。

クリップD

【外し方】
クリップクランプツールを画像②のようにクリップへ挿し込み、クリップを引き抜きます。

【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。

フックG

【外し方】
『フックG外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。

【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。

フックH

【外し方】
『フックH外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。

【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。

フックJ

【外し方】
『フックJ外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。

【取り付け方】
フック穴へ挿入することで取り付け出来ます。

≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。

3.取り外し1

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換

以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパー部に「カメラ(全方位モニター用カメラ等)」や「感知センサー(コーナーセンサー等)」を搭載した車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。

  • ボンネットを開け、バンパー上面のクリップA(1箇所)とネジE(2箇所)を外します。
  • ナンバープレートを外し、ナンバープレート裏にあるネジE(1箇所)とバンパー下面にあるクリップA(2箇所)を外します。
  • タイヤハウス内のネジF(左右各1箇所)とクリップB(左右各1箇所)を外します。
  • バンパー端部のフックG(左右各5箇所)を①~⑤の順番で外します。なお、フックGの②~⑤は、外し方のポイントに示すようにタイヤハウスの隙間からバンパー裏側へ手を入れ、バンパーを押し出して外します。
  • バンパー裏にあるフックH(2箇所)とクリップC(2箇所)とクリップD(2箇所)を外します。
  • バンパーの上面からフックJ(2箇所)を外すと、バンパーが外れます。このとき、バンパーにカメラやフォグランプ等の部品が固定されていますので、バンパー裏にある配線などを損傷させないよう注意してください。
  • バンパーが外れましたら、バンパー裏に固定されている部品のコネクターを外し、バンパーを安全な場所へ移動させます。

≪注意≫
※フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。

4.取り外し2

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換

純正ホーンを外します。

バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが1個あります。これを外します。

※純正ホーンの端子数は1つでした。(1端子ホーン)

次の手順へ

  • ホーン取付 → 

5.ホーン取付方法

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換

以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。

取付L形ステーセット(SZ-1138)を1セット使用します。

新設ホーンは、純正ホーン位置の上側と助手席側ヘッドライト下の位置へ取り付けます。

※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。

  • 純正ホーン位置の上側の位置へLoホーン取り付け
    ※プラウドホーンの場合は、Hiホーンを取り付けます。
    ①:純正ホーン位置の上側の位置にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をボルトセット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
    ②:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・スプリングワッシャー・平ワッシャー・ナット(別途準備)でホーンを固定します。
  • 助手席側ヘッドライト下の位置へHiホーン取り付け
    ※プラウドホーンの場合は、Loホーンを取り付けます。
    ③:助手席側ヘッドライト下の位置にあるサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をボルトセット(取付L形ステーセット同梱)で画像のように固定します。
    ④:固定したL形ステー(SZ-1138)にM8ボルト・スプリングワッシャー・平ワッシャー・ナット(別途準備)でホーンを固定します。

次の手順へ

  • ホーン配線(アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン)  → 
  • ホーン配線(超音700HZ) → 

6.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン)

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換
配線方法
配線方法

新設ホーンの配線を行ないます。

アルファーⅡコンパクト、プラウドホーンの場合

ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。

ホーンリレーを使用する理由

シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。

純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。

※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。

次の手順へ

  • 完成 → 

7.ホーン配線方法(超音700HZ)

配線方法
配線方法

新設ホーンの配線を行ないます。

超音700HZの場合

ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。

  • 配線方法1
    超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
  • 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
    超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。

純正変換コード1(SZ-1151)は、コネクター等で純正配線を傷付けないために使用します。

※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。

次の手順へ

  • 完成 → 

8.完成

スペーシアカスタム(MK53S)のホーン交換

取り外した部品を元に戻して完成です。