アルト(HA37S)のホーン交換
スズキ アルト(HA37S)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で、取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は、以下の通りです。
取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
---|---|---|
ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
アルファーⅡコンパクト | 取付L形ステーセット(SZ-1138) + 取付スペーサーセット(SZ-1139) |
ホーンハーネスセット(SZ-1133) または ホーンハーネスセット(SZ-1133) + 純正変換コード1(SZ-1151) |
プラウドホーン | ||
超音700HZ | 取付L形ステーセット(SZ-1138) + 取付スペーサーセット(SZ-1139) |
商品同梱ハーネス または 商品同梱ハーネス + 純正変換コード1(SZ-1151) |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、フック、ネジの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの取り外し方と取り付け方を下記に説明します。
クリップA、B
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップC
【外し方】
クリップ穴に挿し込まれ、固定されています。引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
フックF
【外し方】
『フックF外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックG
【外し方】
『フックG外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フック穴へ挿入することで取り付け出来ます。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
また、バンパー部に「カメラ(全方位モニター用カメラ等)」や「感知センサー(コーナーセンサー等)」を搭載した車両の場合は、バンパーの取り外しに関する注意点等を事前にディーラーへご確認ください。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
- ボンネットを開け、バンパー上面のクリップAを3個、ネジDを2個外します。
- ナンバープレートを外しネジEを1個、バンパー下面のクリップAを2個、クリップBを2個外します。
- 左右のタイヤハウス内のクリップBを各1個、ネジEを各1個外します。
- バンパー両端部のフックFを各3個、①~③の順番で外します。
- バンパー上面のフックGを2個外してから、バンパー裏のクリップBを2個外すとバンパーが外れます。
- バンパーが外れましたら、バンパーを安全な場所へ移動させます。
4.取り外し2
5.ホーン取付方法
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付L形ステーセット(SZ-1138)と取付スペーサーセット(SZ-1139)を各1セット使用します。
新設ホーンは、運転席側ヘッドライト脇フレームと運転席側ヘッドライト下フレームへ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 運転席側ヘッドライト脇のフレームへLoホーン取り付け
※アルファ―コンパクトと超音700HZの場合は、ホーン付属のステーを使用します。画像のようにステーをホーンに固定します。
※プラウドホーンの場合は、ホーン付属のステーを使用します。画像のようにステーをHiホーンに固定します。
①:運転席側ヘッドライト脇フレームのサービスホールへスペーサー(SZ-1139)を2枚使用し、フレームとスペーサー(SZ-1139)との間にM8平ワッシャ―(別途準備)を1枚挟み、ボルトセット(取付スペーサーセット付属)で画像のようにホーンを固定します。 - 運転席側ヘッドライト下のフレームへHiホーン取り付け
※アルファ―コンパクトと超音700HZの場合は、ホーン付属のステーを使用します。画像のようにステーをホーンに固定します。
※プラウドホーンの場合は、ホーン付属のステーを使用します。画像のようにステーをLoホーンに固定します。
②:運転席側ヘッドライト脇フレームのサービスホールへL形ステー(SZ-1138)をボルトセット(取付L形ステーセット付属)で画像のように固定します。
③:②で固定したL形ステー(SZ-1138)にボルトセット(取付L形ステーセット付属)でホーンを固定します。
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6.ホーン配線方法(アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン)
新設ホーンの配線を行ないます。
アルファーⅡコンパクト、プラウドホーンの場合
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法1
ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます(市販ステー、M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正のホーン配線に傷が付かない方法)
ホーンハーネスセット(SZ-1133)と純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます(市販ステー、M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
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- 完成 → 8
7.ホーン配線方法(超音700HZ)
新設ホーンの配線を行ないます。
超音700HZの場合
ホーンの配線は、超音700HZ同梱のハーネスを使用し、下記の何れかの方法で配線します。
- 配線方法1
超音700HZ同梱のハーネスを使用して配線します。
同梱の電子制御ユニットは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー、M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正ホーン配線を傷付けない方法)
超音700HZ同梱のハーネスと純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。
同梱の電子制御ユニットは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※純正変換コード1(SZ-1151)は純正配線へ接続し、コネクターで純正配線に傷を付けないために使用します。
※配線接続後は、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認してください。
次の手順へ
- 完成 → 8