アトレー(S700V)のホーン交換
ダイハツ アトレー(S700V)のホーン交換をご紹介します。
※ご注意
商品のパッケージおよび、取付・取扱説明書に記載されている注意事項を必ずお読みになってから、作業を行なってください。
同じ車種であっても、年式・グレード・オプション品の有無などにより取付方法は変化しますので、参考例としてご覧ください。また、本資料は、お取り付けおよび車検適合等を保証するものではなく、お問い合わせ頂きましてもご回答は出来かねますので、ご了承のほど、よろしくお願いします。
お取り付けに伴う、お車や車載品および商品の故障、事故等の付随的障害等に関し、当社は一切その責任を負いませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
下記車両で取り付けが出来たホーンとその取り付けに使用した製品は以下の通りです。
| 取り付け出来たホーン | ホーン取り付けに使用した製品 | |
|---|---|---|
| ホーン取り付け部品 | ホーン配線 | |
| アルファーⅡコンパクト | 取付ステーセット(SZ-1136) | ホーンハーネスセット(SZ-1133) または ホーンハーネスセット(SZ-1133) + 純正変換コード1(SZ-1151) |
| プラウドホーン | ||
| スリムスパイラルⅡ | 取付L形ステーセット(SZ-1138) | |
1.取り付けを行なった車両
2.事前準備、クリップ、ネジ、フックの形状とクリップ、フックの外し方・取り付け方
事前準備
この車両では、ホーン交換の際にバンパーを取り外す必要があります。車両(ボディー)のキズ付き防止のため、バンパーとボディーが当りそうな箇所(ライトやフェンダー等)へ事前にマスキングテープを貼ることをお薦めします。
クリップ、フックの外し方・取り付け方
クリップおよびフックの外し方と取り付け方を下記に説明します。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
クリップA
【外し方】
クリップクランプツール等で画像①のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップB
【外し方】
マイナスドライバー等で画像②のように中央部を少し引き上げ、クリップ全体を手で引き抜きます。
【取り付け方】
クリップ中央部を引き上げた状態でクリップをクリップ穴へ挿し込み、クリップ中央部を指で押し込み固定します。
クリップC
【外し方】
クリップ穴に挿し込まれ、固定されています。引っ張ることで外すことが出来ます。
【取り付け方】
クリップ穴へ挿し込み、押し込むことで取り付け出来ます。
フックF
【外し方】
『フックF外し方イメージ図』のようにバンパーを引き出します。
【取り付け方】
フックとフック穴の位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
フックG
【外し方】
指で画像③のようにフックGの凸部を矢印方向に押し込み、外します。
≪注意≫
ソナーセンサーのコネクターは外さないでください。
【取り付け方】
フック穴とフックの位置を合わせ、押し込むことで取り付け出来ます。
≪注意≫
ソナーセンサーの取り付け向きに注意(画像④、画像⑤)。
3.取り外し1
以下の手順で、バンパーを外します。
バンパーの取り外しに自信の無い方は、ディーラーまたはカー用品店へ依頼されることをお薦めします。
≪注意≫
フックやクリップで固定された部分を力まかせに引っ張ると、フックやクリップ、バンパーを破損させる恐れがありますので、十分注意して作業を行なってください。また、バンパーに無理な力を加えると表面の白化や塗装のひび割れ、変形破損の原因となりますので、取り扱いには十分注意してください。
準備・・・運転席側の窓ガラスを完全に下げた状態にしてからボンネットを開けます。
※ここからは、エンジンスイッチをOFFにした状態で作業を行ないます。
※取り外し作業の開始から取り外した部品を全て元に戻すまでの間、エンジンスイッチはOFFのままにしておいてください。
- ボンネットを開けナンバープレートを外し、ナンバープレート裏にあるネジD(1箇所)を外します。
- バンパー上面のクリップA(3箇所)を外します。
- タイヤハウス内のクリップA(左右各1箇所)とクリップB(左右各1箇所)、ネジE(左右各1箇所)を外します。
- バンパー両端部のフックF(左右各6箇所)を①~⑥の順番で外します。
- バンパー裏面にあるクリップC(2箇所)を外します。
- バンパー裏面にあるフォグランプコネクター(2箇所)の接続とフックG(4箇所)を外し、ソナーセンサー(2箇所)を外してバンパーを外します。このとき、ソナーセンサーのコネクターは外さないこと。
- バンパーが外れましたら、バンパーを安全な場所へ移動させます。
4.取り外し2
以下の手順で純正ホーンを外します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
バンパーを外すと、画像の位置に純正ホーンが1個あります。これを外します。
※純正ホーンの端子数は1つ。(1端子ホーン)
- 純正ホーンの隣にある黒色部品を固定しているクリップA(1箇所)を外し、黒色部品を外します。
- 純正ホーンを外します。
- 1で外した黒色部品を元に戻します。
次の手順へ
- ホーン取付 → 5
5.ホーン取付方法(アルファーⅡコンパクト、プラウドホーン)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付ステーセット(SZ-1136)を1セット使用します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
アルファーⅡコンパクト、プラウドホーンの場合
新設ホーンは、運転席側ヘッドライト下のフレーム位置と助手席側ヘッドライト下のフレーム位置へ取り付けます。
※画像は「アルファーⅡコンパクト」の取り付け例です。
- 運転席側ヘッドライト下のフレーム位置へHiホーン取り付け
※ホーン付属のステーを使用します。画像のようにステーをホーンに固定します。
※プラウドホーンの場合は、Loホーンを取り付けます。
①:運転席側ヘッドライト下のフレームに固定されている純正ナットを一旦、外します。
②:その位置に外した純正ナットでHiホーンを固定します。 - 助手席側ヘッドライト下のフレーム位置へLoホーン取り付け
※プラウドホーンの場合はHiホーンを取り付けます。
③:助手席側ヘッドライト下のフレームに固定されている純正ナットを外します。
④:画像のようにホーンステーと取付ステー(SZ-1136)をボルトセット(取付ステーセット付属)で固定します。
⑤:③の位置に外した純正ナットで④の取付ステー(SZ-1136)を固定します。
※④で固定したボルトセットがウォッシャータンクと干渉しない位置に固定します。
⑥:ホーン付属のスプリングワッシャー、ナットでホーンステーにLoホーンを固定します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 7
6.ホーン取付方法(スリムスパイラルⅡ)
以下の手順で、新設ホーンを取り付けます。
※取付L形ステーセット(SZ-1138)を1セット使用します。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
スリムスパイラルⅡの場合
新設ホーンは、運転席側ヘッドライト下のフレーム位置と助手席側ヘッドライト下のフレーム位置へ取り付けます。
- 運転席側ヘッドライト下のフレーム位置へHiホーン取り付け
※ホーン付属のオフセットステー(凸方向)を使用します。画像のようにステーをホーンに固定します。
①:運転席側ヘッドライト下のフレームに固定されている純正ナットを一旦、外します。
②:その位置に、外した純正ナットでL形ステー(SZ-1138)を固定します。
※L形ステー(SZ-1138)は短手側を車両側に固定します。
③: ②で固定したL形ステー(SZ-1138)にボルトセット(取付L形ステーセット付属)でHiホーンを固定します。(画像3参照)
※付属のステーはオフセットステー(凸方向)を使用します。 - 助手席側ヘッドライト下のフレーム位置へLoホーン取り付け
④:助手席側ヘッドライト下のフレームに固定されている純正ナットを一旦、外します。
⑤:その位置に、外した純正ナットでLoホーンを固定します。
※付属のステーはオフセットステー(凸方向)を使用します。
次の手順へ
- ホーン配線 → 7
7.ホーン配線方法
新設ホーンの配線を行ないます。
※エンジンスイッチは、OFFのままにしておいてください。
≪注意≫
配線接続後のホーン吹鳴確認は、以下の手順で確認してください。
①:取り外したバンパーを車両側へ一旦仮り付けをして『3.取り外し1-6』で取り外したフォグランプコネクターを再接続します。
※仮り付けしたバンパーが、脱落しないように十分注意して行なってください。
②:エンジンスイッチは、OFFのままで、ホーンボタンを押しホーンが正常に吹鳴するか確認します。
ホーンの配線は、下記の何れかの方法で配線します。
今回、ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用した際の配線方法を記載します。
※ホーンハーネスセット(SZ-1133)とは、ホーン接続用にリレー回路が組まれた配線キットです。ミツバ製ホーンはもちろん、各メーカーのホーンも簡単・確実・短時間で配線出来ます。
ホーンリレーを使用する理由
シングルホーンからダブルホーンへ交換すると、ホーンが2つになるので、単純に電流容量も2倍となり、車両への負担が倍増します。
車両によっては、車両側ヒューズが切れる等の症状が発生する恐れがあり、車両側への負担軽減を目的にホーンリレーの使用を薦めています。
- 配線方法1
ホーンハーネスセット(SZ-1133)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。 - 配線方法2(純正のホーン配線に傷が付かない方法)
ホーンハーネスセット(SZ-1133)と純正変換コード1(SZ-1151)を使用して配線します。同梱のリレーは、市販ステーを加工して画像の位置へ取り付けます。(市販ステー・M6ボルト、スプリングワッシャー、平ワッシャー、ナット別途準備)。ハーネスを引き回す際は、高温になる場所や回転機等を避けてください。
※上記注意事項を確認した上で、配線接続後のホーン吹鳴確認を行なってください。
次の手順へ
- 完成 → 8



















